お客様向けHACCP勉強会
食品事業者様向けHACCP勉強会シリーズ2回目の開催 R4.5.13
2022年4月より開催しているHACCP勉強会の2回目を5/13(金)に行いました。
毎月1時間程度、実際のHACCPシステムを導入するにはどういった衛生管理計画をする必要があるのか、どんな記録が必須となるのか、具体的に分かりやすく、実際の現場に則した方法でご説明しています。
今回は、「マニュアル作成」についてお話しさせて頂きました。
HACCPに沿った衛生管理計画の基本となる部分なので、非常に重要で、【見える化】の肝となる項目です。
従来の衛生管理と違うのは、食中毒などのリスク回避のため通常行っている衛生管理の具体的な方法や基準を、全て文書化する必要があるということです。食品製造や調理に関わる従事者の中で、言葉で教育し引き継いできた部分を、誰にでも分かるように文章にまとめるという作業です。
(HACCPに基づいた衛生管理)の必要手順では、食品の製造工程をフローチャートと呼ばれる図に表したり、製品説明書を作成していきますが、その必要がない小規模な食品取扱営業者(ケーキ屋、パン屋、食品スーパー、総菜屋、喫茶店、消費期限の短い食品の販売業等)であっても、一部HACCPに沿った衛生管理が必要になります。
勉強会では、一般衛生管理に含まれる、施設の衛生管理マニュアルを実際の導入企業の実例をもとにご説明しました。
県のHACCP導入の手引き等でも見本がありますが、どのくらい細かい管理基準が必要になるのか、お客様が実際行っている衛生管理方法や書類の足りない部分についてアドバイスさせて頂くことも可能です。
参加したかったけれど、スケジュールが合わず参加できないという方は、勉強会の資料をお渡しさせて頂きますので、是非お問い合わせください。
また、3回目は6/10(金)15:00に開催を予定させて頂いております。
内容は【製造工程一覧図の作成】についてです。
是非、お気軽にご参加頂き、お客様の現場の声をお聞かせください。
食品事業者様向けHACCP勉強会の開催スタート R4.4.8
2022年4月より、HACCP勉強会を開催しております。
毎月1時間程度、実際のHACCPシステムを導入するにはどういった衛生管理計画をする必要があるのか、どんな記録が必須となるのか、具体的に分かりやすく、実際の現場に則した方法でご説明しています。
しかし、セミナーのような一方的な講義では、結局自社に持ち帰ってもその知識を活かしきれないといった場合も多くあると思います。当社の「お客様HACCP勉強会」では、ワークショップ形式で、お客様の業態や実際の現場の管理方法に合わせたアドバイスもさせて頂きながら、HACCP計画や書類作成の抑えるべきポイントをお伝えしているので、きっと実用的な内容をご期待頂いているお客様のお役に立てると思います。
例えば、HACCPに基づいた衛生管理計画には、7原則12手順という内容が必要になります。
まず、お客様の会社の製品の説明書を作成して、そのフローチャート(製作工程図)を作る必要があります。その工程について、ハザード(食品の健康被害を及ぼす可能性のある要因)の分析をして、CCP(重要管理点)を決めて…と、実は最初の部分で一つ一つの項目に非常に時間がかかります。でも、抑えるべきポイントを知っておくことや、最低限必要な部分から作成することで、HACCPを取り入れた衛生管理に進むことができます。
是非、お客様の現場の声をお聞かせいただき、一緒にHACCP導入に取り組んでいきましょう。
お客様向けHACCP相談会
食品事業者様向けHACCP相談会の開催 R3.12.10
HACCP義務化の流れを受け、保健所の対応や認識が変わりつつある現状をお感じになられている食品事業者様も多くおられます。
HACCP導入しなきゃ、取引先からHACCP認証を求められている…でも、現実的に「何から始めたらいいのか?」その答えを誰も教えてくれない、というお悩みも頂いております。
そこで、HACCPについて、お客様のお悩みや、なかなか聞けない職場環境・運用の問題点についてご相談頂ける機会を設けました。
第一回は当社のお客様にご来社頂き、ご好評を頂けました。
当社のお客様でも、お取引のない会社様でも、お気軽に参加して頂けます。
当社は、コーデックス委員会によるHACCPの考え方について研修を受けコーディネーターの資格を取得したスタッフが在籍しています。また、専門のコンサルタントによる研修を受けているので、安心してご相談ください。
HACCP社内研修会
HACCP 2021年6月1日より食品衛生法の改正
2021年6月1日より食品衛生法の改正がありHACCPに基づく衛生管理が全ての食品等事業者に求められます。 |
1.食品の一次生産から最終工程までの流れを管理、記録します
2.食品やその材料の生産、加工、流通、保管、販売の一連の段階及び活動
3.食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の健康被害の原因となる危害要因(ハザード)を分析、把握をする
4.そしてその上で原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中でそれらの危害要因を除去又は低減させるため特に重要な工程を管理し製品の安全性を確保する衛生管理の手法です
5.HACCPに沿ったペストコントロールとは
衛生管理の見える化、最適化とIPM(総合的有害生物管理)による防除対策の実施
6.IPM(総合的有害生物管理)の考え方を取り入れた防除を行います。そ族、昆虫防除に適合した工法です
7.建築物ねずみ昆虫等防除業の登録を受けた事業者を選定すること
HACCPでの『そ族(ねずみ)・昆虫の防除』の管理内容については次のような対策が求められています。
1.施設の衛生管理(厚生労働省令第68号) ・施設及びその周辺を定期的に清掃する。 ・排水溝を清掃する。 ・廃棄物の処理を適切に実施する。 2.ねずみ及び昆虫対策(第66条の2第1項) ・施設及びその周囲は、維持管理を適切に行うことだできる状態を維持し、ねずみ及び昆虫の繁殖場所を排除するとともに、窓、ドア、吸排気口の網戸、トラップ及び排水溝(グリストラップもしっかり管理、ゴキブリやハエの発生を抑えることも重要)の蓋等の設置により、ねずみ及び昆虫の施設内への侵入を防止すること。 |
(公社)日本ペストコントロール協会情報より


(公社)日本食品衛生協会資料
HACCPコーディネーターの資格取得 故金正司 2020年11月20日
先日、待ちに待ったHACCPコーディネーター養成ワークショップが実行された。2021年6月から食品衛生法でHACCPが制度化され実用化される。食に携わる全ての関係者がHACCPに取り組むことになる。
ペストコントロール業界も最小限の知識と情報入手のため、この取り組みは必要不可欠なこと。弊社も今年度1月より社員全員参加にてトライを始めている。

昆虫のモニタリングとHACCP
食品の安全基準を6月よりHACCPの手法を取り入れた食品衛生法の改正が実施される。東京オリンピックでの食中毒予防対策にも大きな成果を期待されている。HACCPは食品を安全に製造、提供する現場の世界基準であり、我々のペストコントロール業界も食品衛生基準の学問と手法を学ぶ時代がやってきた。衛生の安全を守る職業としてまた新しい時代で活躍の場が与えられる。昆虫のモニタリングにより発生原因と場所が明確になる。

HACCPコーディネーターの資格取得
1969年NASAの宇宙船が月に向かって打ち上げられた。その時の宇宙食の製造に用いられた安全基準がHACCPである。あれから50年HACCPは世界基準となり大きな役割を果たしている。ペストコントロール業界では業務拡大と顧客との信頼関係がより強くなるチャンスである。弊社は今年度4月より1年以内に全社員がHACCPコーディネーターの資格取得を目指す。
