20年前の大切なサングラスで感じたこと

4月末の連休にバイクのツーリングに出かけた。混雑をぬけスピードアップのさなかヘルメットのシールドを上げたとたん強風に当たり片方のレンズが道路上に飛んでしまった。今日も心残りで胸が締め付けられる思いである。原因はレンズを止めているフレームのボルトがゆるみ外れたのであった。大切なものと思いながらも20年のあっけない幕切れである。自分の身近な物に対しても少し気にかけ定期的にメンテナンスを行うことの大切を教えられた。人も物も動物も日常の中での思いやりを持ち、手を差し伸べる大切さとネジ一本のことであるが、身の回りを見つめ直し悔いを残さないことである。平成5年5月パリのオペラ座通りのラルフローレン店で購入したものであった。
2013年 4月30日記

長良川の鵜飼 いよいよ5月11日(土)開幕
広報岐阜からの案内で鵜飼が始まるお知らせがあった。開催期間は5月11日~10月15日までの5ヶ月間、中秋の名月(9月19日)と増水時を除き毎夜19:45分より船上で始まる。スタイリッシュなヒゲの鵜匠は山下哲司さん、6人衆のお一人である。観覧船からは「哲ちゃ~ん」と呼んで下されば手が上がります。是非一度お立ち寄り下さい。4月11日は「歴史まちづくり法」に基づく認定書が国土交通省から渡され古い街並みの保存がより強化されます。この古い町並みは河原町と呼ばれ旅館は十八楼さん、鮎料理泉屋さん、和菓子は玉井屋さんなど名店が立ち並んでいる。乗船場には水性昆虫が集まりますが少しの我慢、乗船すれば1,300年前から続くかがり火が幽玄の世界へと誘う事でしょう。宣伝ですが11月14日・15日と岐阜駅そばのじゅうろくプラザを会場にペストロジー学会を開催致します。岐阜県のPCO業界が総力で全国の参加者をお世話させて頂きます。
2013年4月29日記

4月 雪の平湯温泉
4月27日の新平湯の新雪の風景で、朝の気温は0.5℃、20cmの積雪であった。所用は民宿勘九郎さんへ次月のグループ旅行の下見である。雪見と温泉の絶妙なマッチングに夜のイワナの骨酒は大いに盛り上がった。私達の仕事は温泉地でもレジオネラ菌や害虫・小動物、秋はカメムシの大群等でにぎわうのである。勘九郎さんの下見は大成功、露天風呂のレイアウトや泉質、トイレ、洗面のサニタリー部分もピカピカで気持ちの良い宿であった。女将の切れ味の良さが料理とおもてなしに反映している。
民宿勘九郎さん、電話番号 0578-89-2534高山市内から車で30~40分程度の温泉天国でした。 2013年 4月27日記

食物連鎖の季節

上の写真はウールのマットレスが原因でタタミ下に発生したヒメカツオブシムシの幼虫です。タタミ下の清掃不良が引き起こすウールと害虫の食物連鎖です。食物連鎖は私達が職業上ムシや小動物を調査(探す)基本的な考えなのです。

岡本 太一さんの新聞記事
「理想のモノづくり」追った日々つづるの見出し記事であった。7~8年も前、防虫対策で工場に入らせて頂き、工場内や事務所を見せて頂いた。その時は絵画の防虫対策に関しての内容であった。工場については印象深く、社員さんの挨拶がキチンと行き届き、音楽ホールやプールがあり地元住民の方々との交流に役立っている。敷地は里山にあり事務棟は自然の採光等にデザインが施され私にとっては今迄にない環境であった。入口のプレートには工場ではなく「工園」の名称を記憶している。
鍋屋バイテック前会長、2009年に68歳で亡くなられた。音楽に名画にワインに柳ヶ瀬にあと20年長生きしていただきたかった財界の人であられた。

鑑真和上天平の面影
新聞の記事を読み、思いついたことがあった。ひとつは鑑真和上が書き残された言葉を書にして頂いたことである。その書は岐阜市内にある座禅道場の瑞龍寺の御老師様にいただいたもので「何ごともあきらめず強い意志をもって努力すれば成就する」内容のものである。私は毎朝起床時に手を合わせ自分が頂点に立つ思いを約束している。
写真は奈良市の唐招提寺の座像修復記事より(朝日新聞)

海外PCO業界特別セミナーに参加して
先日大阪市内で環境機器さん主催の特別セミナーが行われた。
1時間目はマレーシア理科大学教授のリーチャオンさんからは東南アジア業界の近況説明が行われた。トコジラミは防除の難しい害虫のランキング一位にあり薬剤を含め技術レベルが低、従業員の人材確保の難しさ、ユーザーがネット上でかなりの情報や知識を持っている、ネズミの防除に関してヨーロッパでは動物愛護のかんていより粘着シートは使用禁止とされている等々、多くの情報を頂いた。
2時間目は合衆国の「アクションペストコントロール」社のケビン・パス社長の講演を頂いた。ターミニックスやオーキン社は2,000億企業、M&Aで大きくなってきたこと。アクション社は社員108名・年商10億円、米国で55番目の企業である。成功へのカギは①常に社員教育を実施。②継続的な教育。③社員の幸福=顧客の幸福という考え方。④労務費を45%以内に納め利益は10%前後とする。⑤ケーブルテレビで広告を出す。⑥サービスカーのデザインは5~6種。(美しい)⑦女性社員の活用・・・営業3名で年間2億円を売る。⑧経営の「改善」を日本語で表現し常に実行している(hange good to better)。
右上の記念写真はケビン・パス氏と記念写真。次年度はテキサス州で国際大会を開催、彼が全米の会長に就任が決まっている。是非テキサスで会いましょうと大阪を後にした。
2013.4.4

「清水さんとの出会い」
2年程前に事務所前の西側道路を毎夕、杖をつきながら散歩される男性を見かけることが多くなった。ある日お声をかけさせて頂き、立ち話ではいけないと思いすぐそばにあったビール瓶のケースを逆にして座布団を敷き座って頂いた。お近くにお住まいで脳梗塞で少し体が不自由である事をお聞きした。私の職業の話からお取引先の日本耐酸壜さんのことに触れた。剣道の話が繋がりお世話になっていた赤木さんや大橋さんの実業団の日本選手権優勝の話である。剣道日本一の近本さんの息子さんの話までつながった。清水さんは教員で中学の校長時代、非行であった中学校の立て直しに努力された話を聞いた。20年も前のことであろうか。荒れた生徒は寂しがりやで褒めてもらうことが少なかったそうである。そこで「いいとこ見つけて」と言う言葉の実行で荒れた生徒を助けられたそうである。清水さんはちなみに剣道の達人で六段であられた。仕事と人の結びつきの不思議であった。
2013年 4月 5日

菜の花と桜について
(右端写真は奈良吉野山の桜、朝日新聞より)

イタチのこと

①ネズミより物音が大きい。② 数日すると静かになる、そして数日後物音がする。③ 台所など食品への被害がない。④ 天井にシミがついた。⑤ 天気の悪い日は異臭がする等である。
繁殖期は4~6月、床下通気口や樹木から屋根伝いで天井裏へ侵入等、直径5~6cmの穴があれば侵入は容易。侵入口の封鎖工事と天井消毒で解決!周辺に田畑の環境に被害が多い。
