11.コウモリ駆除

(1)初夏が繁殖期、中部地区ではほとんどがアブラコウモリの種類(食虫性)です。
(2)軒下の隙間や雨戸の戸袋、換気孔、換気用通気目地からの侵入がほとんどです。
(3)現象としては、壁や犬走り、ベランダなどにネズミの糞と同じような形状のものが目視できます。
(4)基本的な駆除は隙間の封鎖が原則です。
(5)12月~3月までの期間は冬眠します。
(6)天井のシミなどに注意して下さい。
コウモリの侵入と脱糞被害・
10月~11月までは日没前にヒラヒラと空中を飛び廻って餌となる昆虫を捕食します。問い合わせは工場や住宅での脱糞被害です。ネズミの糞によく似ていますが、分析を行うと昆虫のチキン質などの硬い部分で違いは直ぐに判明します。
原因は外壁と天井部の隙間、壁面の通気口、ベランダなどの笠木の隙間などがポイントです。
追い出しと隙間の封鎖で防除は完了です。追い出しは中々困難であり日没後1~2時間で営巣場所から飛び出します。そのタイミングで穴を防ぐことも有効です。
実績レポート シャッターボックス内へ侵入 担当:平下大貴 2020年11月11日
9月~11月はシャッターボックス内への侵入の問い合わせが増えている。ボックス内部は良好な営巣場所となっている。シャッターは2階部分に被害が多くサッシの水切り部分は脱糞に悩まされる。工事はシャッターの隙間を狭くする部材(幅1㎝以下)を取付け清掃・消毒で完了する。サービスでガイドレールへのオイルを塗布、滑りを良くしている。
実績レポート コウモリが戸袋に営巣 岐阜市内 担当:平下大貴 2020年10月
築35~40年の住宅でのコウモリ対策、アルミサッシ脇の十数個の戸袋に長年住み着いたアブラコウモリである。問題点①戸袋内に糞が蓄積し戸袋が動かなくなった。②脱糞被害が壁面、ガラスを汚す。③衛生面が気になる等でした。改善点として①脱糞清掃消毒、②コウモリの追い出し、③戸袋・襖の封鎖など費用は現地調査にて設計、10万円は必要。
脱糞被害
隙間の糞害
戸袋隙間の封鎖
実績レポート コウモリ追い出し作業 岐阜県内 2020年10月
高所作業であるため屋上よりブランコ作業にての追い出し工事を担当した。営巣場所は屋上階パラペットのプレキャスト製品の外側からの侵入が原因でありコウモリ専用の追い出しスプレー、追い出し後の仮封鎖を実行した。
降下準備
追出し作業
ベランダ笠木への被害
封鎖材のシール及び固定
国内のコウモリから新型コロナウィルスに近いウィルス 2020年11月7日
11月7日NHKテレビニュースより、国内のコウモリから新型コロナウィルスに近いウィルスが検出された。
人への感染性を獲得する可能性があるか調べることは重要と考えている。 東京大学大学院 村上晋准教授談

NHKニュースより


実績レポート コウモリ糞害対策、封鎖工事 令和2年7月 担当:平下 大貴
1.現 状: 通気口外側からコウモリが侵入し通気口内に糞尿被害
2.原 因: 外側に2㎝程の網目の隙間があり、コウモリにとっては侵入が簡単な状態であった
3.対 策: 通気口外側へステンレス製の金網で封鎖
4.結 果: 現在コウモリの侵入は見受けられません
糞害(除去前)
糞害(除去後)
換気口封鎖
実績レポート コウモリ駆除(侵入口の封鎖) 令和2年5月1日 担当:平下 大貴
5月に入りアブラコウモリの繁殖が始まりました。先日は集合住宅エリアでの封鎖工事。原因は換気口における外壁の隙間から侵入、ボックス内で営巣、室内にフンが落下、異臭を伴う現状でした。ボックス内の清掃、アルコール消毒、外壁の隙間はステンレスの全網3㎜目で封鎖完了。
最近のコウモリ被害は外壁に取付けた換気口、ベランダの笠木などが多い。

封鎖後
ベランダ笠木の隙間
ガラリの隙間
実績レポート コウモリ封鎖工事 長浜市内 平成31年3月28日 担当:位田 璃空
現状・原因 バルコニー2・3Fの笠木の内外側において隙間があり、壁面及び床面に糞尿の形跡が
認められる。オーナー様は衛生上の問題を気にされ施工に至る。又、施設周辺環境は
飛来昆虫の発生が多くコウモリの生息には適した地である。
施 工 内 容 封鎖前にコンプレッサーにて笠木内の清掃またコウモリの追い出しを実施。通気目地
とコーキングによる隙間処理、換気口にはステンレスの金網を取り付ける。

母屋木の全景

天井内部

断熱材の下は越冬場所 に最適
実績レポート コウモリの侵入 母屋木から天井裏へ 岐阜県内 2018年10月23日 担当:松浦 隆博
現 状 住居における母屋木の隙間から天井内に侵入、壁面の汚れなどが目立ち、天井の汚れも気になる。
原 因 母屋木の隙間より侵入。
対 策 隙間を封鎖目地やコーキング剤で処理。天井内の脱糞の除去(清掃)と消毒で完了。
母屋木の全景
天井内部
断熱材の下は越冬場所 に最適
清掃作業
実績レポート シャッターボックスへのコウモリ防除 岐阜県内 2018年10月23日 担当:松浦 隆博
現 状 サッシレールや犬走りなどに脱糞被害、窓を開けられない。
原 因 サッシのシャッターボックスの隙間から侵入、内部で営巣。
対 策 12月に入る3月まで活動が休止、冬眠に入る。繁殖期は5~7月、活動が鈍ってくる11月からは被害
が目につき難いが、同じ場所で越冬する写真のような封鎖材をシャッターに固定、封鎖材はシャッ
ターの形状に応じて数種類。
高所作業車での取付け
取付け場所
封鎖材の固定
実績レポート 2018年9月6日 滋賀県東近江市 担当:松浦 隆博
侵入や生息場所を探しあてるのが基本的な仕事であるが、20~30年前の木造住宅では探せば探すほどコウモリにはほど良い隙間が多い。空気取入れ口のガラリ等はチェックが必要。封鎖工事や簡単な天井裏清掃、足場代などで費用は15万前後。
実績レポート コウモリの侵入防止封鎖工事 2018年9月12日 滋賀県甲賀市 担当:位田 璃空
8月~9月にかけてコウモリの被害調査が増加、封鎖工事や天井裏の清掃、消毒が主な内容。洗濯物へのフン被害、ガレージ・天井裏のガサガサ音など、12月~3月までは冬眠状態、春に目覚め活動が始まる。この現場での施工代金は約8万円、封鎖工事はベランダ、ガラリ4ヶ所、他侵入口のチェックなど。
実績レポート コウモリ駆除封鎖工事 岐阜県内 2017年11月施工 担当:松浦/小川
1.現状/原因 某倉庫兼事務所のコウモリ糞被害で調査したところ、H鋼と壁の間に隙間が数ヶ所見受けらま
した。
2.対 策 忌避剤にてコウモリを追い出し、出来る範囲内での糞被害箇所の清掃、隙間をL型樹脂アングルに
て封鎖させて頂きました。
実績レポート コウモリ駆除封鎖工事 三重県内 2017年11月施工 担当:松浦/小川
原 状 屋根瓦下部の隙間への侵入が認められ、1階屋根部分や壁面に脱糞被害が認められる。
内 容 ①生息するコウモリの追い出し ②通気目地を使用し封鎖を行う ③換気口への金網封鎖
1日2名で作業完了。
実績レポート コウモリ駆除封鎖工事 滋賀県内 2017年9月施工 担当:松浦
コウモリの生息による天井での被害例である。侵入口の封鎖工事を始める前に天井裏の清掃、消毒、コウモリの追い出しをする。その後に封鎖工事で完了。足場の問題もあるが2~3人で1日はたっぷりかかる。完成後は天井裏がスッキリ!明日からは快適な生活が再来する。
原 状 大屋根軒先からコウモリが侵入し、天井裏に住みついている状態で糞害も多く見受けられました。
内 容 侵入原因と思われる小屋裏のガラリ封鎖と、大屋根軒先の隙間を通気目地にて封鎖し、天井裏を
清掃・殺菌消毒させて頂きました。
実績レポート コウモリ駆除封鎖工事 滋賀県内 2017年8月2日施工 担当:松浦
原 状 換気孔付近の外壁と真下の地面に多数のフンが見受けられる
内 容 忌避剤によるコウモリの追い出し
換気孔に侵入防止の金網を取付け侵入経路を封鎖
実績レポート コウモリ封鎖工事 滋賀県内 2017年6月21日施工 担当:松浦
内 容 壁面における換気フードカバーを取り外しステンレス
金網を取付
費 用 1ヶ所につき¥3,000-、出張基本料¥15,000-

カバーを外した写真
ダクト内の糞
ダクト清掃と消毒
5mm目のステンレス金網で封鎖完了
コウモリの生態
コウモリといえば、暗い洞窟の奥に潜んでくらしているようなイメージもあり、私たちの暮らしと関わりがないように思えます。 しかし、実は都心部にも数多く生息し、夕刻の空に普通に飛び回っていることもあります。建築物の屋根の下や天井裏、橋の下などといった建物のスキマを寝ぐらとし、生息しています。糞害や病原菌の繁殖の元となり、発見したら迅速な対策が必要です。




コウモリ被害事例
コウモリの糞害は、お家の美観を損ねる事はもちろんですが、害獣の糞は衛生的にも大きな問題をひきおこします。排泄物は乾燥したり、かき混ぜられたりして微細な塵になって空気中を浮遊します。この中に含まれるカビやバクテリアを吸い込むといろいろな感染症を引き起こします。





●早期発見が大切!
・建物の外壁に糞が付着したり地面に落ちたりしていないか観察する。
・夜中に小屋裏で物音がしていないか。
・主に4月~9月夕方、住宅の周辺でコウモリが飛び回っていないか。
・天井の点検口から小屋裏に入り、生息や糞のチェックをする・
・コウモリの生息が確認できたら、夕方活動をし始め外に飛び立ったところで、出入り口の封鎖を試みる。
コウモリはごく小さな隙間から出入りします。
・建物の外壁に糞が付着したり地面に落ちたりしていないか観察する。
・夜中に小屋裏で物音がしていないか。
・主に4月~9月夕方、住宅の周辺でコウモリが飛び回っていないか。
・天井の点検口から小屋裏に入り、生息や糞のチェックをする・
・コウモリの生息が確認できたら、夕方活動をし始め外に飛び立ったところで、出入り口の封鎖を試みる。
コウモリはごく小さな隙間から出入りします。

1. コウモリの飛来や糞害の状況を調査し、侵入口を調べます。
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2. 工事の施工方法を検討し、お見積もりをさせていただきます。
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3. 屋内に潜んでいるコウモリを追い出し、侵入口を封鎖します。
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4. 封鎖工事の後、コウモリの出入りが収まったか確認します。
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